東京工芸大学 工学部 電子機械学科

電子機械学科コラム

Vol.4 夏休み

2010年 8月 02日

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小中学生のときは、夏休みには「普段出来ない事にチャレンジする」宿題が出た。昆虫採集、星や動植物の観察、手間隙かかる製作物・・・。大学生は?

 

 先月、電子機械学科では3年生を対象に就職ガイダンスを行った。その中で就職担当の先生が「夏休みには、自分研究・業界研究を」と言われたのが印象的だった。自分はどういう事ができる(したい)のか、どういう仕事が向いているのか。

「自分について考える」時間。暑さを凌げる場所でじっくりと自分と向き合う時間を設けてみる。見えなかったもの、気づかなかったことが浮かんでくる。それらを、より具体的に認識できたなら、あとは行動するのみ。

 

 新学期、一回り成長した皆さんに会える日を楽しみにしています・・・お決まりの文句のように聞いていた小中学校の先生方の終業の挨拶を懐かしく思い出す。今思うと、どれだけの深い思いがこもっていたことか。